土地を購入して同時に家を建てる場合の流れの続き

Step.6申し込み
検討の上、自分の計画にそった土地が見つかりましたら、購入意思を不動産会社に通知します。この時、売主が業者の場合は申し込み金を授受する事もありますので確認しておきましょう。
(万が一契約が成立しない場合には、この申し込み金は返還してもらうことができます。)
売買価格、契約日、代金の支払方法、引渡し時期などの確認をし、契約のための条件を業者と調整していきます。住宅ローンを利用する場合は、可能であれば売買契約前に金融機関に事前審査等を依頼し、融資可能かどうか調べてもらいましょう。また、この時期にまだ建築会社が決まってない場合は、おおよその建築会社を絞り、見積もりを出してもらっておきましょう。

希望の土地が仲介物件の場合、基本的には流れは同じですが 仲介手数料(売買価格の3%+6万円+消費税)が別途必要ですので注意しましょう。
Step.7住宅会社の決定
建築会社を決定し、最終資金計画を立てます。
Step.8土地の契約をする
契約に先立って、宅地建物取引士により、土地の重要事項説明を受けます。この重要事項説明書には、登記簿記載の権利関係や、物件の概要、代金の授受の方法、万が一の契約解除の場合の規定など最低限説明しなければならない内容が記載されていますので、しっかり確認した上で、土地の売買契約書を交わしましょう。この売買契約書は取引内容や当事者の権利、義務などを明らかにし、安全、確実な売買の成立を目的とするもので、売主、買主の双方が署名捺印し、買主が契約手付金を支払って契約が成立します。通常この契約手付金は完成物件ならば売買価格の10%以内です。
Step.9 ローン申し込み

必要書類を揃えてローンの申し込み手続きをします。住宅ローンには大きく分けて、公的融資・銀行融資・勤め先の社内融資があります。
自分にあった住宅ローンを最終選択しましょう。

公的融資 低い金利で返済期間も長いなどのメリットがあります。
『フラット35、財形住宅融資など』
銀行融資 銀行や信用組合などの民間金融機関で、ローンの種類も多く、比較的借りやすいといえます。
社内融資 お勤め先に住宅取得のための社内融資がある場合があります。会社により融資条件は異なりますが民間より有利な場合があります。

土地のみでの購入の場合は融資を取り扱わない金融機関が多く、土地購入でのローンには上記記載内容は当てはまらないので注意しましょう。
Step.10 土地残金決済
既に支払った金額を差し引いた残り全ての代金の支払いをし土地の引渡しを受けます。通常、残金決済と、所有権移転と、引渡しは同時に行われますので、諸費用等の残代金以外にかかる費用や持参する物などの確認もしておきましょう。
所有権移転登記手続きについては司法書士に依頼して法務局での登記を行います。

土地購入と同時に建物を注文住宅で建築する場合、土地代金は着工前に購入した不動産会社等に全額決済するのが通例ですので、申し込みや支払い方法は建築会社及び不動産会社の営業マンとよく打ち合わせをしましょう。
Step.11着工
土地残金決済後、建築会社の工程表に基いて家の着工をします。
Step.12 完成・引渡し
家が完成し、入居前に建物の残金を支払いマイホームの引渡しを受けます。
Step.13入居
様々な取引の手順を終え、やっとマイホームを手に入れる事ができました。ですが、これで全て終わったわけではありません。取引終了後にもまだやる事が残っています。電気やガス、水道、電話、その他の住所変更の届出などをする必要があります。また、住宅ローン控除の申請などは、自動的に適用されるものではなく、初年度は自分で行わなければなりません。詳細などは、税務署で無料説明会を開催している場合もありますので、利用してみるのも良いでしょう。他にも、不動産を持っていると毎年、固定資産税や都市計画税がかかることも忘れずに。
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